ゴルフのスイング時の可動域が狭くなり痛みも・・

47歳男性 会社員の方からの質問

ご年齢とともに体が硬くなりつつあることを自覚しています。
特にゴルフをするときのスイング、
腰が縦方向にも横方向にも可動域が狭くなっているどころか、
無理に動かすと痛みが発生するほどです。

体幹を鍛えれば良いと思うのですがどのようにすれば鍛えることができるでしょうか。

回答

47歳男性 会社員さま

問い合わせ頂きましてありがとうございます。
ゴルフのスイング時の可動域が狭くなり、痛みも生じているようですね。

今回のご質問は、一過性ではなく慢性状態と仮定してご説明します。
体の構造や生理学がわかれば、自ずと取り組まないといけないことが見えてくると
思います。

まず筋肉、特に骨格筋と言われる筋肉は身体運動のモーターのように動力をつくります。
筋肉は収縮をすることで動力としますが、人間の体の構造は左右同じ筋肉が配置されています。

ゴルフスイングなどの回旋運動をするときは、例えば同じ腰部筋でも左右は同じ動きはしません。
右は縮んで回旋の為の動力、左は筋力を緩め伸びる方向。

この様なことから、回旋運動の可動域に障害が出てくる問題点は“緩んで伸びる”側にあります。
伸びる側の筋肉が伸びない事で回旋を止めるような働きになります。
その様な状態は筋肉の働きに異常が発生していると考えます。

伸びない状態で、体の良い時のイメージで回旋させると伸びきれない筋繊維に強烈な負荷がかかり
オーバーワークから怪我に至ります。
普段痛みが出ているのはオーバーワークであり、決して筋力低下などではないのです。
よって、筋力アップでは解決できないのが結論です。
もう一つ言えば、伸びない側の筋肉のストレッチによる緩和も効果はありません。

ではどのようにして解消していくかが問題なので、更に体の生理学(システム)を理解する必要があります。

最初の方で“慢性状態”・・・と仮定しましたが、この慢性状態を正しく理解しなくてはいけません。

 ➡ 慢性状態とは、
①、骨格筋の過緊張か、ゆるみ(弛緩)が同時発生し、骨格を支えるバランスがとれない。
②、背骨・骨盤の部分的な歪み。
③、内臓のどれかが機能低下もしくは病気。

この①~③の3つが同時に発生している場合、慢性化してきます。

慢性的な症状は、この3つを同時に解消しなければ完治できません。
ここの③の内臓の機能低下というのが問題で、病気ではないが機能を制限された抑制状態にあります。
その抑制状態は医療機関での健康診断などでは発見されません。
よく様々な体調不良で、医療機関での検査を何回受診しても異常なしで出てくるのが、このパターンです。

筋肉の働きに内臓は関係ないと思っている方が大半だと思いますが、実は関係性が大有りなのです。
これは体を病気から保護するシステムに関係します。
システムとは脳が体の全てをコントロールし、

内臓・筋肉・血管・神経・皮膚・・などが連携しながら脳が優先順位を決定していきます。
優先順位の後の方に筋肉があります。

内臓にトラブルが発生した③の状態になった時に①と②が同時に発生します。
①の筋肉異常は③の内臓のトラブル

を解消しないと①と②の異常な解消しません。
③の解消が最優先となります。
③の解消が済めば、その段階でスイングの可動域が正常になります。
ただし問題の筋肉の場所の筋繊維を損傷していれば、

話は別問題で筋繊維の修復が完了するまで運動不可です。

47歳男性 会社員さまの要望で、自分でなんとかしたいとの希望にはかなり難易度が高いです。
なるべくは専門家に治療を任せるべきです。

その専門家を探すについては別記のブログ
http://harukaze.koshiraku.com/
に記載されている「腰痛に悩まされています。29歳女性 会社員」さまからの質問への返答が参考になります。
その他のブログも是非参考にされてください。

以上、総合判断できる医療機関・整体院のノウハウのある先生に出会えるよう期待しておりますが、
どうしてもお近くにその様なノウハウを持つ院や医療機関を探せなかったら一度当院にご相談ください。

当院ではそのようなノウハウを持って対応しております。

それではどうぞお大事に。

                                  はるかぜカイロプラクティック
                                           西舘和人